動悸【低血圧症状】、ひどい動悸と、低血圧症状について

低血圧症状

低血圧の症状【動悸について】

動悸は、病的動悸と生理的動悸の二つに分けられます

動悸とは、心臓の拍動感が自覚される症状の事です。普段は自律神経のバランスにより、心臓が拍動していても意識することはありませんが、自律神経のバランスに変調をきたしたり、心臓の病気が起こったりと、普段とは異なるなんらかの状況が生じたときに、その拍動が自覚されます。

病的動悸について

ハートマーク病的動悸の代表としては、心臓の不整脈がある時に感じる動悸です。不整脈も様々な種類があり、脈が遅く、失神もしくは気が遠くなりそうなケースでは、一見すると低血圧症状に似ているようですが、そうではありません。これは、アダムーストークス発作と呼ばれる不整脈ですので、かならず循環器科で診察をうける必要があります。それ以外の病的な動悸としては、甲状腺機能亢進症によるものがあります。甲状腺ホルモンが過多となり、その結果、代謝が高まるためにおきますが、もちろんこの場合にも内分泌科での治療が必要となります。

生理的動悸について

生理的動悸の代表的なものに、運動直後に感じる動悸があります。走った後に胸がしばらくドキドキするもので、だれもが経験してると思いますが、この動悸はしばらくすれば消えていきますので、とくに気にする必要はありません。低血圧の人もしばしば動悸を訴えることがあります。

低血圧は生理的動悸に分類されます

低血圧は病気という考え方もあるため、低血圧の動悸を生理的動悸なのかという議論もあるかと思いますが、、低血圧は特別にやっかいな病気とは考えられていないため、低血圧による動悸は【生理的動悸】に分類されています。

低血圧の方はみんな動悸がひどいのか?

動悸は低血圧の方で、神経質な人が訴えることの多い症状と考えられます

動悸低血圧ではない方や、びっくりした後、緊張した時に、なにか強い不安があるときなどには、よく動悸を感じます。
低血圧で医療機関を受診する人は、おおむね神経質である傾向が強く、いろいろな自覚症状について気にしている人が多いところから、ある意味では神経過敏になっていると考えられます。
事実、低血圧であっても、なにか他事に集中していたり、楽しいときなどは動悸を訴えません。ですから、低血圧であることと、動悸を自覚することのあいだには、心理的要因が大きなウエイトを占めていると考えられます。

スポンサードリンク

ページの先頭へ