弾力ストッキング、サポーターで、外圧を加える事によって、低血圧を改善できます。正しい弾力ストッキング、サポーターの使い方を知りましょう【低血圧症状】

低血圧症状

低血圧治療【圧迫治療】

弾力ストッキングやサポーターを利用する

弾性ストッキング弾性ストッキングを利用することによって血圧を上げることができます。弾性ストッキングにより血圧が上昇するのは、両方の下肢全体を圧迫することによって、下半身の静脈が圧迫され、とどこおっている血液量が少なくなり相対的に上半身を還流する血液量がふえることと、圧迫刺激をすることにより、交感神経が刺激され、血管収縮がうながされることにより血圧が上昇します。ですから、効果を上げるためには弾性ストッキングでなくても、下半身に同様の圧迫がくわえられれば血圧上昇の効果があります。たとえば、スポーツ選手が肉離れのときなどに用いるサポーターを両側の大腿部分に装着しても、おなじような効果が得られます。

どのくらいの強さで圧迫したらいいのか

どのくらいの強さが適切であるのかを調べるためには、伸び縮みする弾力包帯を利用して、すこし強めに締めたり、逆に弱めに締めたりして、まず試してみるのがいいでしょう。
また、腹部を強く締めてもほぼ同じ効果がえられるとする医学研究もされています。シェイプアップをはかる目的のゴムの入った腹帯なども市販されていますので、それを使用してみるのもいいでしょう。腹部を締めたとしても、結果的には下半身へ還流する血液を減らす効果があります。

※外圧を加え血圧を上昇させる方法は、低血圧だけでなく、起立性低血圧にもある程度効果があります。

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