インポテンス【低血圧症状】、インポテンスの原因や、低血圧との関連性について

低血圧症状

低血圧症状【インポテンス】

性機能が低下すること、あるいは不能であることを【インポテンス】といいますが、医学用語では【陰萎】と呼びます

インポテンスの原因

インポテンスの原因は様々で、ホルモンの異常、脊髄や自律神経の異常、精神・心理的な問題によるものなどがあります。

起立性低血圧とインポテンスの関係性について

眩暈低血圧とインポテンスは、起立性低血圧とは関係があると考えられています。起立性低血圧は自律神経の障害によるものですから、起立性低血圧を訴える人では性欲は低いようです。また、脊髄小脳変性症、パーキンソン病といった自律神経の神経細胞に障害がある人では、あきらかにインポテンスが多いことが証明されています。ちなみにバイアグラという薬剤が発売されています。この薬によって、糖尿病の人やパーキンソン病の人などでも勃起させる効果があることが証明されていますが、性欲そのものを高めるわけではないようです。しかし、通常の低血圧とインポテンスの関係については微妙です。たしかに低血圧の人でも自律神経のはたらきが弱いことは予測されていますが、組織そのものには障害がないところから、あきらかなインポテンスをおこすとは考えにくいように思われます。

女性とインポテンスについて

自律神経の異常によるインポテンスは、男性についての医学的研究にもとづくもので、女性については分かっていません。女性誌に、血圧が低いために性欲がなく、夫婦関係に問題が出ているなどの相談内容が記載されているケースがありますが、女性の性欲低下は、自律神経とはあまり関係がないとされており、低血圧症状の心理的な問題(うつ、神経症、不安障害)によるものだと考えられます。